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発電

揚水発電の特徴と仕組み

揚水発電所は大きな蓄電池

揚水発電所は、ふつうの水力発電所と同じように"水の力で水車を回して電気を作る"のですが、異なることは"発電のために使う水を汲み上げる(揚水する)"ことです。電気は貯めることが出来ないので水の形で電気を貯える「蓄電池」のような役割を担っています。
揚水式発電とは、発電所をはさんで上部と下部のダムを築き、水を貯えるための調整池を作り、上部調整池から下部調整池に水を流下させて発電します。電力の使用量が少ない時間に水車を逆回転させて上部調整池に水をくみ上げ、必要な時に水を流下させて電気を作ります。

最近では、昼間の太陽光で発電した電気を利用して、揚水を行い、夜(点灯帯)に発電する機会が増えており、「再エネの導入拡大」にも貢献しています。
なお、揚水発電は起動停止(発電機の最大出力に至るまでの時間、及び出力を0(ゼロ)に落とすまでの時間)が短い時間で出来るため、他の発電所や送電線などの事故が発生し、電気が不足したときに、緊急に発電することも重要な役目となっています。

〔発電(放電)時〕
あらかじめ上部調整池に汲み上げられていた水を、発電所に向けて落とすことにより、発電機につながれたポンプ水車を回転させ発電します。発電に使われた後の水は、下部調整池に貯えられます。

〔揚水時〕
電気を送る送電線から、逆に電気を送ってもらい、下部調整池に貯えられた、発電に使われた後の水を、ポンプ水車を発電時とは逆回転させることで上部調整池へ汲み上げ、次の発電に備えます。

これまで揚水は、電気の使用量が少ない夜に水をくみ上げ、電気の使用量が多い昼間に電気を作っていました。
最近では、昼間の太陽光で発電した電気を利用して、揚水を行い、夜(点灯帯)に発電する機会が増えており、「再エネの導入拡大」にも貢献しています。