ヒサカキ ツバキ科~
ヒサカキ ツバキ科
山地に生える常緑の小高木で、高さは4~8メートル。サカキに似て、全体に小形なので、姫サカキが訛ってヒサカキになったなどの説がある。葉は厚く光沢がある4センチメートル程度の楕円形で鋸歯がある。雌雄異株。実は5ミリメートル程度の球形で、紫色から黒く熟す。
花期:3~4月 実:11~12月マテバシイ
海岸近くに生える常緑の高木で、高さは15m程度になる。葉は20センチメートル程度と大きく、どんぐりは長さ2~3センチメートルの長楕円形で、翌年の秋に熟す。実はアク抜きをせず生でたべられることから、太古の時代から食されていた。公害にも強く丈夫であり、街路樹や公園などにも植えられている。
花期:5~6月 実:9~10月ヤブツバキ ツバキ科
山地に生える常緑の高木で、高さは10~15メートル。照葉樹林を代表する木の一つ。葉が厚い「厚葉木」または葉につやがある「艶葉木」が名前の由来。冬に5~7センチメートルほどの赤い花を枝先につける。実から取れるツバキ油は、高級油として、髪油などに使用される。
花期:12月ヤブニッケイ クスノキ科
山地に生える常緑の高木で、高さは15メートルほどになる。ヤブに生えるニッケイという意味。葉は長細い楕円形で光沢があり、葉裏は灰白色で3脈が目立つ。黄緑色の小さな花をつけ、実は長さ1.5センチメートルの楕円形で、緑色から黒く熟す。
花期:6~7月ヤマザクラ バラ科
山地に生える落葉の高木で、高さは10~20メートルになる。山に生えるサクラという意味であるが、昔から花見の対象とされた。花が咲くのと葉が開くのが同時期で、果肉は苦い。
花期:4月 実:5~6月