サステナビリティ

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1999年度の主な取り組み

(1)地球温暖化の防止

火力機の熱効率向上
最新の石炭燃焼方式(加圧流動床)を採用した高熱効率石炭プラント・苅田新1号機の試運転開始(2001年7月営業運転開始予定)

新エネルギーの開発・普及支援
鹿児島県野間風力発電増設(2001年度 5基 1,500kW)に向けた調査・・・増設後累計10基 3,000kW
一般家庭の太陽光発電普及を行う市民団体および新エネルギー研究開発に対する支援

六フッ化硫黄(SF6)ガスの排出抑制
しゃ断器など点検時におけるSF6ガス(絶緑ガス)漏洩防止のために回収装置を増量

植物のCO2固定,電力の負荷平準化の研究
組織培養により増殖したセンダンの苗約3,000本を社有林地に植え付けて,CO2固定能力の大きさを比較評価
電力使用情報提供によるお客さまの自主的節電と当社からの直接制御を行った場合の電力負荷平準化効果の最終評価

(2)地域環境との共生

松浦発電所2号機計画出力変更(70万kW→100万kW)に伴う環境アセスメントの実施
「緑の創造,復元,周辺環境との共生」を目指した”ふるさとの森,鎮守の森”づくりの具体化

(3)省資源・リサイクルの促進

業務機械化によるペーパーレス化
配電工事総合オンラインによるペーパーレス効果:約540万枚(80トン/年)2002年度目標
石炭灰の有効利用
石炭灰選別回収装置の本運用(松浦発電所:当社で2基目)
小丸川発電所建設に伴い発生する立木伐採材の100%再資源化を目指し,肥料,燃料,パルプ原料などへ活用

(4)社会との協調

松浦発電所,川内原子力発電所におけるISO14001の運用検証と社内環境管理への反映
緑を育てる専門家「グリーンヘルパー」の育成活動及び社員のボランティア植林を支援
海外におけるクリーンエネルギー発電所建設など
地熱発電所建設のための地熱資源量調査
(フィリピン,2003年運転開始予定)
天然ガス高熱効率発電所建設準備
(メキシコ,2001年運転開始予定)
海外植林事業の検討