サステナビリティ

  • このリンクをシェア
  • ツイート

II 主要環境指標


主要な環境指標について将来の数値目標を定め,目標達成に向け取り組んでいます。

項  目 単  位 実  績 目  標
1998年度 1999年度 2003年度







CO2(二酸化炭素)排出量*1 万トン-CO2 2,320 2,230 2,900程度*2
使用端CO2排出原単位*1 kg-CO2/kWh 0.323 0.305 0.37程度
原子力利用率 79.8 84.0 80程度
火力発電所熱効率(発電端) 39.8 40.4 40程度
送配電ロス率 5.6 5.6 現状値(5.6)程度
太陽光発電設備容量 kW 300 325 340
風力発電設備容量 kW 1,750 1,750 3,250
新エネルギーからの電力購入量 百万kWh 271 324 極力購入
蓄熱システム負荷設備容量 万kW 18.4 22.1 36
機器点検時のSF6(六フッ化硫黄)
回収率
77 93 97以上
オフィス電力使用量 百万kWh 110 109 104以下







SOx(硫黄酸化物)排出原単位
[火力発電電力量当たり]
g/kWh 0.33 0.30 0.4程度
NOx(窒素酸化物)排出原単位
[火力発電電力量当たり]
g/kWh 0.23 0.23 0.3程度
原子力発電所周辺公衆の
線量評価値 (1年当り)
ミリシーベルト 0.001
未満
0.001
未満
0.001未満
産業廃棄物リサイクル率 44 67 90程度
特定フロン等消費量*3 トン 1.0 3.6 ゼロ

エネルギー管理士有資格者数 500 539 500以上
公害防止管理者有資格者数 474 475 500以上

*1: 1990年度のCO2排出量及び使用端CO2排出原単位は,それぞれ2,500万トン-CO2と0.448kg-CO2/kWh。
なお,昨年度までは発電端CO2排出原単位を記載していましたが,今年度からお客さまの側からの省電力によるCO2削減効果算定に適した使用端CO2排出原単位に変更しています。
(発電端CO2排出原単位=CO2排出量/発電電力量,使用端CO2排出原単位=CO2排出量/お客さまの使用電力量)
*2: 2000年度計画に基づく見通し
*3: 特定フロン消費量+四塩化炭素消費量

【1999年度実績の前年度との比較】
CO2排出量は90万トン-CO2減(4%減),使用端CO2排出原単位は0.018kg-CO2/kWh減(6%減)となりました。これは,発電電力量に占める原子力発電の割合の増加(45%→46%),火力発電所の熱効率の向上(39.8%→40.4%)などによるものです。
なお,国際的な基準年である1990年度と比較すると,CO2排出量は11%減,使用端CO2排出原単位は32%減となっています。
火力発電所の熱効率は,LNG(液化天然ガス)を効率の高い新大分発電所で多く利用したことなどにより,0.6ポイント向上しました。
産業廃棄物のリサイクル率は,23ポイントの大幅な向上となりました。これは産業廃棄物発生量の4分の3を占める石炭灰のリサイクル率が,選別回収装置の本格稼働により,32ポイント向上(30%→62%)したことによります。