環境問題を身近に感じ、ご家庭におけるお子さまへの環境教育の担い手である保護者の皆さまとの環境コミュニケーションを図るため、皆さまがたと当社のパイプ役となる“エコ・マザー”を通じた環境コミュニケーション活動を実施しています。

最近、テレビやマスコミの報道で、台風や集中豪雨、干ばつなど、地球温暖化が原因と思われる災害に関する情報を耳にする機会が多くなっています。これは、地球環境問題のこれまでにない深刻さを物語っています。
私たちの子どもたち、またその子どもたちに、安心して生活できる環境を残すためにも、今生きている私たちが毎日の暮らしかたを見直し、実際に行動に移さなければなりません。
私たち九州電力では、この一助となればとの思いで、環境コミュニケーション活動の一つとして、お子さまや、保護者の皆さまが集まる場を訪問し、環境紙芝居等の読み聞かせ等を通して、環境問題への「気づき」となる環境情報をお伝えするとともに、九州電力の環境活動に対するご意見・ご要望をお伺いする「エコ・マザー活動」を展開しています。
2002年11月、九州各県における当社環境広報活動の認知度把握を目的として、子育て世代の女性1,000名を対象に、環境問題や当社環境活動に関するアンケートを実施しました。
その結果として、多くのお母さま方がお子さまに対して、子どものうちから環境問題に関心を持ってもらいたいというご要望をお持ちであることが分かりました。
当社ではそれを踏まえ、子どもたちに対する環境教育支援と、ご家庭における環境教育の担い手である保護者の皆さまへの環境情報のご提供の重要性を強く認識し、その具体的活動の一つとして、2003年度から「エコ・マザー活動」を開始しました。
地道に活動を続けていくうちに、地域の皆さまからの関心も高まり、活動実施回数は順調に増え続けています。

エコ・マザーお手製「パネルシアター」
“エコ・マザー”は何か特別な資格を持っているわけではなく、自身もお子さまをお持ちのお母様がたです。そのため、参加者や訪問先の先生から、「同じ目線を持つ女性からの話なので親しみが持てる」と大変ご好評をいただいています。
その活動内容は、活動ツールである「環境紙芝居」、「紙人形劇」を利用し、地球環境問題を意識して日常生活を送ることの大切さを、小さなお子さまにも分かりやすく読み聞かせます。
さらに、ご自宅に帰ったお子さまがすぐに実践したくなるよう、各地域のエコ・マザーが工夫を凝らし独自に作成したツール「パネルシアター」などで、「使っていない電気は消す」、「水道の水は流しっぱなしにしない」などといった省エネ行動を模擬体験していただいています。
エコ・マザー活動ツール
2006年4月に施行された改正省エネルギー法により、エネルギー供給事業者に対し、一般消費者へエネルギー使用の合理化に資する情報を提供することが義務づけられました。
当社はそれに先立ち、エコ・マザー活動実施時や、その際配布する冊子等を通してご家庭での省エネ生活に資する情報をご提供しておりますが、活動実施後のアンケートにて、「もっといろいろな場所でおこなってほしい」などのお声をいただいています。
当社では、これらの貴重なご意見をもとに、今後も活動実施エリアの拡大等、エコ・マザー活動のさらなる充実化に取り組んでいきます。
| エコ・マザー活動用エプロンを製作しました。 | |
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私はエコ・マザー大分スタッフとして活動し3年目に入った、9歳の息子と5歳の娘を持つ2児の母親です。
現在の主な活動場所は、幼稚園、小学校の育成クラブ、そして未就園児とその保護者が集う子どもルームです。各年齢層に応じた話の展開に苦しんでいるところですが、パネルシアター、仕掛け絵本、クイズなどを用いて頑張っています。
活動当初に比べて子どもたちの環境への意識がずいぶん高まってきていると感じます。例えば、「ブラジルの木がたくさん切られているんでしょ?」とか「二酸化炭素は人間も出しているよね~」といった言葉が聞こえてくるようになってきました。活動のご案内では、九電大分支店さんのご協力のおかげで公的施設においてもスムーズにできるようになり大変感謝しています。今後はこの活動をもっとたくさんの方に知っていただき、新しい場所での活動につなげていきたいと思っています。
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