

| 九州の農林水産業は産出額で全国の約2割を占め、また食品・飲料等製造業の出荷額は域内の工業出荷額の約2割に上るなど、九州は我が国における食料供給基地となっています。 | ||
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| 出所:農林水産省 「生産農業所得統計」など |
| バイオ産業の関連企業が集積するバイオクラスターとして、九州では福岡県の久留米リサーチパークが挙げられます。久留米リサーチパークは地元の久留米大学医学部と繋がりが深く、大学研究者によるバイオベンチャー企業が数多く入居しています。 例えば、久留米大学の研究者が起業したグリーンペプタイドは、世界初のテーラーメイド型がんペプチドワクチンの商品化を目指すなど有望なベンチャー企業として注目されています。 また、熊本県の遺伝子解析のトランスジェニックは東証マザーズに上場しており、鹿児島県の東証一部上場の新日本科学は、前臨床試験の受託事業で世界の5%のシェアを有するなど、バイオメディカル分野における優良企業が集積しています。 このように、九州では、農業や食品加工業が盛んである特徴を活かし、機能性食品を中心とした医農連携によるバイオ産業の飛躍が期待されます。 |
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| 中国沿海部の富裕層の食に対する関心の高まりから、日本の食材が脚光を浴びています。そのような中、ブランド構築や販促活動、輸送効率、品揃えなど、九州一体で取り組むために、九州の農林水産物・食品の輸出に特化した組織として「九州農林水産物・食品輸出機構」(仮称)などの設立が検討されています。 | ||
福岡県産のいちご。高級・安全な日本ブランドを活かし香港で大ヒット。中国の富裕層を対象としたマーケティングの好事例として知られています。 |
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| 出所:九州電力 「フードアイランド九州の現状と新たな可能性に関する調査報告書」 | ||
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| 注)九州経済圏は九州・沖縄・山口。2007年は速報値 出所:九州電力 「フードアイランド九州の現状と新たな可能性に関する調査報告書」 |
| 食料自給率への関心の高まりや、食の安全・安心へのニーズなどを背景に、企業の農業ビジネス参入が始まっており、九州でも農業ビジネスへの参入が活発化しています。 例えば、カゴメとJパワーは北九州市において、ハイテク設備を活かした高効率のトマト生産事業に共同で参入しています。伊藤園は、2001年より茶産地育成事業に乗り出し、九州の各農業生産法人と提携し、栽培や加工などの独自技術のノウハウを伝えることで高品質緑茶の安定確保に努めています。 また、農産物のトレーサビリティや流通、生産技術などの面でもビジネスチャンスが拡がっており、九州は企業の農業ビジネス参入の好条件を備えています。 |
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| このように、日本の食料供給基地である九州は、国内・海外のマーケットをはじめ、農商工連携による新たなビジネスチャンスの開拓など、さまざまなポテンシャルを秘めています。 |