

| 自動車産業で急速に進んでいるエレクトロニクス化により、車種によっては、エレクトロニクス部材は車の原価の4割近くに達しています。今後、ハイブリッド車の普及や燃料電池車の開発などが進むと、こうした部材の車全体に占める割合はさらに高まるとともに、カーエレクトロニクス分野の技術はますます重要となります。 これに伴い、北九州市は、自動車産業の集積が急速に進む北部九州において、車載システム開発などカーエレクトロニクスの専門人材の育成、研究開発を行う「カーエレクトロニクス拠点構想」を逸早く打ち出し、現在、具体化を図っています。 この構想は、自治体だけでなく、大学や、当社を含む地場企業、そしてトヨタやデンソー、東芝などの大手自動車・半導体関連企業が参画するなど、九州の産学官が一体となった、全国的にも類をみない人材育成の取り組みとなっています。 |
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出所:カーエレクトロニクスセンターホームページ |
| 具体的な人材育成については、2007年7月に北九州学術研究都市(北九州市若松区)に設立されたカーエレクトロニクスセンターを中心に実施しており、カーエレクトロニクスの専門家を育てる中核人材育成事業では、実証講座が行われています。 また、北九州学術研究都市を本拠地として、各大学が相互補完し単独大学では対応できない教育・研究を行うため、早稲田大学、九州工業大学、北九州市立大学の3大学による学術研究都市連携大学院カーエレクトロニクスコースが2009年度開設に向けて準備が進められています。 さらに、同事業では自動車メーカーと学生の共同研究、企業の受入テーマ提示による学生の公募・派遣といったインターンシップも2009年度より開始されます。 |
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| 九州の自動車産業においては、デンソーテクノ、トヨタテクニカルディベロップメントなど車載組込みソフトの設計・開発を担う自動車産業の頭脳部分となる企業の九州への進出も盛んです。 2008年7月には、北九州学術研究都市の産学連携施設である「技術開発交流センター」が開設され、九州の優秀なソフト系技術者の確保のため、車載システム会社のアイシン・コムクルーズやデジタルクラフトが入居することになりました。 さらに2010年以降には、トヨタ自動車九州やダイハツ九州による設計・開発拠点の進出が計画されており、九州は自動車の頭脳拠点形成が着実に進んでいます。 このような動きに伴い、カーエレクトロニクスセンターは、九州域内の大学などにも研究コンソーシアムの形成を呼びかけており、九州が一体となった人材育成にも取り組んでいます。 |
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| 北九州学研都市の技術開発交流センター |