◇発生日 平成18年11月1日(確認)
◇発電所 九州電力 玄海2号機(PWR,定格電気出力55.9万キロワット)
◇内容
| ●事象= |
2号機は,第20回定期検査開始前の通常運転中,1次冷却材中のよう素濃度が通常値に比べて若干増加していることが認められました。よう素濃度は,運転上の制限値を十分下回っており,発電所の安全性及び環境への影響はありませんでしたが,燃料集合体に漏えいが発生した疑いがあると判断したため,第20回定期検査において調査を行いました。 |
| ●原因= |
燃料集合体全数(121体)について,調査を実施した結果,燃料集合体1体に漏えいが認められました。また,当該燃料集合体について,超音波による調査を実施した結果,燃料棒一本に漏えいが認められ,当該燃料棒についてファイバースコープによる調査を実施した結果,異物の混入,損傷及び著しい腐食などの異常は認められませんでした。
このことから,今回の1次冷却材中のよう素濃度の上昇は,燃料棒に偶発的に発生したピンホールからの微少な漏えいが原因であると推定されます。 |
| ●対策= |
当該燃料集合体については,使用済燃料として扱い,再使用しないこととします。 |
・玄海原子力発電所2号機漏えい燃料集合体の調査結果について