事業概要

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玄海原子力発電所3号機における火災の発生について

発生日

2020年9月24日

発電所

九州電力 玄海原子力発電所 3号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力118万kW)

内容

事象

定期検査を実施中の玄海原子力発電所3号機において、2020年9月24日13時40分頃、屋外に設置した仮設電源盤に接続している仮設ケーブルから、発火及び発煙を確認したため、消火活動を行うとともに公設消防へ通報を行いました。
同消防により、14時35分、鎮火していることが確認されました。

原因

原因は、以下の理由により、仮設ケーブルに許容電流を超える電流が流れ、ケーブルが焼損したことによるものです。

  • 仮設電源盤に接続する機器(換気用ファン)を追加するよう作業計画を変更した後に、適切な容量を有する仮設ケーブルに変更しなかった。
  • 仮設電源であったため、ケーブルの許容電流を超える電流が流れた際のケーブルの保護対策(配線用遮断器の設置等)が出来ていなかった。

対策

対策として、当社及び請負会社において、作業計画を変更する場合の仕組みを改善します。また、仮設電源であっても、ケーブルの保護を考慮する仕組みが明確になるよう規定文書等を改正するとともに、その内容について当社及びすべての請負会社に周知徹底を図ります。

参考リンク

プレスリリース