◇発生日 平成16年9月15日
◇発電所 九州電力 玄海4号機(PWR,定格出力118.0万キロワット)
◇内容
| ●事象= |
4号機は,通常運転中のところ,発電機冷却用の水素ガスの補給量に増加傾向が認められました。直ちに運転に支障をきたすものではありませんでしたが,念のため,9月16日,発電を手動で停止し点検調査を行いました。
点検調査の結果,発電機内の固定子冷却水系配管のソケット溶接部の一部に割れが認められたことから,当該溶接部より発電機冷却用の水素ガスが固定子冷却水側に漏れ込んだものと推定されました。 |
| ●原因= |
固定子冷却水系配管ソケット溶接部の割れは,製作時に溶接部の溶込み不良が生じていたこと及び発電機運転時の振動に伴い,当該溶接部のある配管が振動し当該部に繰り返し力が加わったことで,溶込み不良部を起点として疲労割れが進展し貫通に至ったものと推定されました。 |
| ●対策= |
当該冷却水配管については,取替えを行うとともに振動抑制のためのサポートを追加設置しました。 |
・発電機冷却用水素ガス補給量の増加現象について