廃棄物の処理
原子力発電所では、放射性の気体、液体あるいは固体などの廃棄物が発生します。気体や液体廃棄物は建屋内の廃棄物処理装置で適切に処理し、安全を確認した上で放出します。この放出による発電所周辺への影響は自然放射線以下の値となっています。
 また、固体廃棄物は敷地内の貯蔵庫に厳重に保管されており、玄海原子力発電所では平成5年度より一部ドラム缶を青森県六ヶ所村低レベル放射性廃棄物埋設センターへ搬出しています。
 当社における過去5カ年の放射性気体及び放射性液体廃棄物の放出実績及び固体廃棄物貯蔵実績をグラフに示します。

低レベル放射性廃棄物(LLW)の処分

 原子力発電所の敷地内に貯蔵している低レベル放射性廃棄物(LLW)は最終的には、われわれの生活環境に影響を与えないところに処分しなければなりません。
 このため、わが国では、各原子力発電所で保管している低レベル放射性廃棄物を、青森県六ヶ所村の低レベル放射性廃棄物埋設センターに集中して貯蔵することとしています。
 この埋設センターは、最終規模で200リットルドラム缶約300万本相当を集中的に貯蔵できる施設であり、当社は、平成5年度より玄海原子力発電所においてドラム缶の搬出を開始しています。

固体廃棄物貯蔵実績

 ■ 玄海原子力発電所:
玄海原子力発電所の固体廃棄物貯蔵実績グラフ
 ※平成17年3月貯蔵庫増設(貯蔵容量2万本)により、貯蔵容量が増加。
 ■ 川内原子力発電所:
川内原子力発電所の固体廃棄物貯蔵実績グラフ

放射性気体放出実績

 ■ 玄海原子力発電所:
玄海原子力発電所の放射性気体放出実績グラフ
※平成15、16、19年度の放射性ヨウ素については検出限界未満
平成17年度、18年度については、玄海原子力発電所2号機の燃料集合体漏えいに伴う放出量増加 

 ■ 川内原子力発電所:
川内原子力発電所放射性気体放出実績グラフ
※放射性ヨウ素については検出限界未満
※従来の燃料より長く使用することができる高燃焼度燃料の使用に伴い、管理値を変更

放射性液体トリチウム放出実績

 ■ 玄海原子力発電所:
玄海原子力発電所の放射性液体トリチウム放出実績グラフ
 ■ 川内原子力発電所:
川内原子力発電所の放射性液体トリチウム放出実績グラフ
※その他の核種については検出限界未満

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