プレスリリース

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プレスリリース

土石流発生による大岳発電所還元設備の損傷について

平成17年7月11日
九州電力株式会社

土石流発生による大岳発電所還元設備の損傷について

 平成17年7月10日(日)3時18分頃,集中豪雨により当社大岳発電所(地熱発電所)付近で土石流が発生し,同発電所構内の還元熱水系統の※1滞留槽,※2還元ポンプ,及び※3還元配管他が損傷しました。
 これにより,発電用蒸気を分離した熱水を地下に還元できなくなったため,同日12時32分に発電を停止するとともに,13時00分に蒸気井の噴出停止を行いました。
 現在のところ,復旧の見通しは立っておりません。
 なお,本事象による負傷者及び電力の供給支障は発生しておりません。

※1  滞留槽

還元熱水中に含まれるスケール成分(シリカ)除去と還元ポンプ用の貯槽として設置

※2  還元ポンプ

還元熱水を滞留槽から還元井(熱水を地下に戻すための井戸)に送水するためのポンプ

※3  還元配管

還元熱水を還元ポンプから還元井まで輸送するための配管


(参考)
大岳発電所概要
  所在地

大分県玖珠郡九重町大字湯坪字横尾411番地

出力

12,500kW

運転開始年月

昭和42年8月

以上

PDFファイル 大岳発電所 還元熱水処理系統 (24KB)