プレスリリース

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平成29年4月24日
九州電力株式会社

国際協力機構「キューバ国再生可能エネルギー導入にかかる情報収集・確認調査」を受託しました

 当社はこのたび、グループ会社の西日本技術開発株式会社と共同し、独立行政法人 国際協力機構より、海外コンサルティング案件として「キューバ国再生可能エネルギー導入にかかる情報収集・確認調査」(本調査)を受託しました。

 本調査では、キューバ国の離島「青年の島」(注1)における再生可能エネルギー導入の基本計画を策定し、加えて同国本島では、老朽化が進んでいる火力発電設備の更新、効率改善等のニーズ確認や、電力設備の塩害・ハリケーン対策の助言等も行います。

 当社が九州で取り組んできた離島の電力供給(注2)や近年急増している再生可能エネルギーの受け入れで培ってきた系統安定化技術、火力発電の高効率運用、さらに島しょ地域を含む海外で蓄積してきた電力・エネルギーに関する国際的な知見等を活用し、キューバ国の再生可能エネルギーの導入促進と電力安定供給の向上に貢献します。

 本調査では、当社の関係技術部門だけでなく、今年4月よりコンサルティングの実施機能をはじめ、海外事業推進体制を強化した株式会社キューデン・インターナショナル(注3)も参画し、グループ総合力で相手国の課題やニーズに対するソリューションを提供し、九州電力グループの新たな事業機会の創出を目指します。

(注1)青年の島:キューバ国南西部に位置する同国最大離島(面積:2,419平方キロメートル、人口:約8.6万人)で日系移民が多数居住 (注2)離島の電力供給:当社は国内24島で内燃力発電所(設備容量総計:392,010kW)を運営
(設備容量ベースで全国の約5割のシェア)
(注3)株式会社キューデン・インターナショナル:海外電気事業を推進するため、平成11年8月に設立した当社100%子会社(代表取締役社長:掛林誠)。今年4月、海外エネルギー事業と海外コンサルティング事業を推進するため体制を強化

以上