プレスリリース

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平成29年6月29日
九州電力株式会社

日本郵船とLNG輸送協力体制構築に関する覚書を締結
-日本郵船LNG船団余力の有効活用による輸送柔軟性向上とLNG供給事業の共同検討-

 当社と日本郵船株式会社(以下、日本郵船)は、これまで両社が積み上げてきたエネルギー輸送における実績と信頼関係を基に、本日、LNG輸送等の協力体制構築に関する覚書を締結いたしました。
 具体的な協力内容は、次のとおりです。

1. 当社LNGの短期需要発生時における、日本郵船LNG船団余力の有効活用により、当社はLNG輸送における柔軟性向上を図る一方、日本郵船においては効率配船による収益力向上を目指すべく、検討してまいります。

2. LNG供給と船舶事業の複合事業(LNGバンカリング(注)など)の共同実施可能性について、検討してまいります。

 なお、当社は、豪州ウィートストーンプロジェクトをはじめとする当社LNGの輸送向けに、今月より日本郵船保有のLNG船「グレース・バレリア(Grace Barleria)」(総トン数:100,450トン)を傭船しました。本船の活用に加えて、本覚書で取り決めた船団の有効活用によりLNG輸送の柔軟性が大幅に向上するものと期待しております。

 両社は、今後も双方のお客さまのメリットに繋がる分野について幅広く協力体制の構築に努めてまいります。

(注)LNGバンカリング:船舶燃料としてLNG(液化天然ガス)を供給すること

以上