プレスリリース

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2019年10月29日
九州電力株式会社

新竹田発電所の新設工事を開始します
-既設竹田発電所の再開発により、最大出力が7,000kWから8,300kWへ増加-

 水力発電所の「竹田発電所」は、運転開始から64年が経過し、施設の老朽化が進行していることから、当社は同発電所を廃止し(2019年10月28日)、「新竹田発電所」を新設する計画を策定しておりました。(2019年3月1日お知らせ済み
 この度、工事に向けた準備が整ったため、10月29日から、新竹田発電所の新設工事を開始いたします。

 本工事は、水車・発電機、導水路等の高経年化対策並びに未利用水の有効活用を目的とした再開発工事であり、最大使用水量の増量及び発電機の効率向上により、最大出力と発電電力量の増加を図るものです。
 また、同工事と並行して、竹田調整池堰の改造工事も実施予定です。

 なお、新竹田発電所は2022年3月に運転開始する予定です。

 当社は、今後も地球温暖化への対応や国産エネルギー有効活用の観点から、再生可能エネルギーの積極的な開発、導入に努めてまいります。

新竹田発電所の概要

発電所の所在地 大分県竹田市
水系及び河川名 大野川水系大野川
最大使用水量 26.0㎥/s 〔22.0㎥/s〕
有効落差 37.4m 〔37.4m〕
最大出力 8,300kW 〔7,000kW〕
年間発電電力量 約3,600万kWh 〔3,200万kWh〕
工事期間 2019年10月~2022年3月
主な工事設備 導水路、水車・発電機、調整池堰 等

注:〔 〕内は既設発電所の諸元
※一般家庭約12,000世帯分に相当
(一家庭あたり年間使用量3,000kWhで算定)

位置図

位置図