プレスリリース

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2021年9月27日
九州電力株式会社

ヤラ・インターナショナル社とクリーンアンモニアに関する覚書を締結しました
-生産から利用までのサプライチェーン構築と受入・出荷体制構築の共同検討-

 当社は、本日、世界最大手の窒素系肥料メーカーであるYara International ASA(以下「ヤラ・インターナショナル社」)と、クリーンアンモニア(ブルーアンモニア・グリーンアンモニア)の協業検討について覚書を締結いたしました。

 アンモニアは、燃焼時にCO2を排出しないことから、カーボンニュートラルの実現に向け、発電燃料や船舶燃料としての直接利用の選択肢の他、運輸・産業用途等でも今後幅広い利用が期待される水素を海外から効率的に輸送するための形態の一つとしても注目されています。

 今回の覚書締結を踏まえ、今後、当社とヤラ・インターナショナル社は、以下について具体的に検討を進めてまいります。

  1. クリーンアンモニアの生産から、発電所における利用までのサプライチェーンの構築
  2. 九州周辺におけるクリーンアンモニアの幅広い活用を目的とした受入・出荷体制の構築

 当社は、今後社会ニーズが高まるアンモニア及び水素の導入の可能性に関し、国内外の様々な分野の企業との協業関係構築を進めており、上流から下流までのサプライチェーンに関与し、九州から日本のカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

以上

(参考)ヤラ・インターナショナル社の概要

会社名 Yara International ASA
本社 ノルウェー、オスロ
会社概要 世界最大手の窒素系肥料メーカー(世界最大級のアンモニア取扱事業者)
[アンモニア取扱量(2020年)]
  • 製造量:850万トン
  • 海上貿易量:450万トン
[アンモニアトレーディング体制(2020年時点)]
  • 11船のアンモニア専用船団
  • 18ターミナル、計58万トンのタンク容量