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川渕 優花 /地熱部門

火力発電本部(地熱部門)川渕 優花、2015年入社 福岡県出身 地球環境工学科卒業

地熱発電所の新規開発に向けて

職場の様子

当社は、火力、原子力、水力、地熱、風力など、さまざまな発電設備を有しており、発電所の安全・安定運転を通じて、皆さまへ電気を安定してお届けできるよう努めています。
火力発電本部(地熱)は、地熱発電に関する開発の計画や、地熱発電所の運営・管理を担当しており、私が所属する地熱調査グループは、新たな発電所の開発に向けた地熱資源の調査や、発電所建設をおこなっています。

地域の方々のご理解を得るために

地熱資源は、多くが温泉地や国立公園付近に存在するため、新規開発を進めるにあたっては、地域の方々のご理解を得ることが何より大切です。そのため、地域で生活されているかたの声にしっかり耳を傾け、話し合いを重ねるよう取組んでいます。
発電所を建設・運転するためには、多くのかたのご理解や支えが必要であることを心に留め、分かりやすく、丁寧な説明ができるよう努めています。

職場の様子

環境問題に興味を持って

職場の様子

子どもの頃から、環境問題に興味を持っていたため、大学では地球環境工学科で地熱の研究をしていました。
研究で学んだ事を活かして、地元である九州に貢献できる仕事に就きたいと考えた結果、九州電力への入社を決意しました。
実際に、学生の頃取り組んでいた研究が業務に活かされており、もともと興味を持っていた分野の知識が増えていくこと、再生可能エネルギーの普及に繋がる業務に携わっていることに喜びを感じています。

周囲のメンバーと協力して

火力発電本部の社員はほとんどが男性で、現在女性は5名です。
発電所で勤務していた時は、体力面で男性に劣るため、配慮していただいていることを心苦しく感じる事もありました。
しかし、日頃から周囲の先輩方が、声かけやフォローをしてくださったため、まずは自分に出来ることを精一杯頑張ろうと考えられるようになりました。
女性社員同士もよく情報交換をしていて、人数が少ないからこそ絆も強いと思います。

職場の様子

再生可能エネルギーの導入拡大に向けて

職場の様子

現在、資源(石油、石炭等)の枯渇化や地球温暖化防止の観点から、再生可能エネルギーへの注目は高まっており、中でも地熱発電は天候や昼夜を問わず安定した出力が期待できるため、日本のみならず世界各地で調査・開発が進められています。
地熱発電の新規開発は国内の再生可能エネルギー量の増加に直結しているため、重責とともに強いやりがいを感じています。また、当社およびグループ会社は、地熱発電のみならず様々な再生可能エネルギーの導入を推進しています。
ゆくゆくは、私も再生可能エネルギーの開発や導入に携わり、普及拡大に貢献したいと考えています。