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1月22日(火曜日) 西日本新聞夕刊1面 玄海乾式貯蔵午後申請 記事に関する当社の見解について

2019年1月23日
九州電力株式会社

 当該記事において、「青森県六ケ所村に建設中の日本原燃の核燃料再処理工場は稼働見通しが立たず、二つの工事によって保管場所を確保する。」との記載がありますが、記者の憶測によるものです。当社の見解は以下のとおりです。

  •  日本原燃株式会社の六ケ所再処理工場については、2021年度上半期の竣工にむけて日本原燃はもとより、電力各社も協力して取り組みを進めています。現在、再処理工場の新規制基準への適合性申請の補正書を提出し、原子力規制庁にて審査書案のとりまとめが行われております。
     また、再処理工場の竣工時期を2021年度上半期とすることについては、日本原燃より2017年12月22日に正式発表をおこなっており、「稼働見通しが立たない」という状況ではありません。
  •  当社の使用済燃料については、日本原燃六ケ所再処理工場へ搬出することを基本方針としています。今回の申請は玄海原子力発電所において、使用済燃料貯蔵設備の貯蔵余裕を確保するため、現行のプール方式による保管に加え、国内外で実績のある乾式貯蔵施設を発電所敷地内に設置することで、貯蔵方式の多様化による貯蔵の強化を図るため実施するものです。
     従って、記事中にある「日本原燃の核燃料再処理工場は稼働の見通しが立たず、二つの工事によって保管場所を確保する。」という記載は誤りです。
  •  当社は西日本新聞に対し、改めて当社の見解をお伝えするとともに、当該記事の訂正を求めました。

以上