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今冬における需給見通し

今冬の需給見通し

  • 今冬の電力需給については、原子力発電所の再稼働がない場合、定着節電として、昨冬お取り組みいただいた節電の約9割(マイナス56万kW)を織り込んだ電力需要に対して、他電力会社からの応援融通受電等の可能な限りの供給力対策を織り込むことで、電力の安定供給に最低限必要な予備力(予備率3%以上)を何とか確保できる見通しです。
(発電端:万kW)
  12月 1月 2月 3月
需要(注1) 1,400 1,516 1,516 1,286
供給力(合計) 1,482 1,562 1,562 1,340
  原子力 0 0 0 0
火力 1,193 1,201 1,225 1,095
水力 77 69 67 75
揚水 153 175 176 111
太陽光(注2)・風力 1 1 1 1
地熱 17 17 17 17
融通 35 93 70 35
新電力等 6 6 6 6
供給力-需要
[予備率]
82
[5.8%]
46
[3.0%]
46
[3.0%]
54
[4.2%]
(注1)平成23年度並みの厳寒を想定
(注2)冬季は日没後にピークが発生するため、供給力として見込めない
※四捨五入の関係で合計値が合わないことがある
  • しかしながら、平成23年度並みを超える厳寒による電力需要の急増、及び火力発電所等の電力供給設備のトラブルなどが発生した場合には、より厳しい需給状況となることが予想されます。
  • 万一こうした事態が発生した場合でも、電力の安定供給確保に向けて、直前まで、あらゆる需給両面の対策に取り組んでまいります。
    • 現時点(計画段階)で織り込んでいる可能な限りの供給力確保策
      • 設備の保安上繰り延べ困難なものを除き火力・水力発電所の補修時期の調整
      • 原子力の代替として必要な火力燃料を追加調達
      • 緊急設置電源として豊前発電所のディーゼル発電機を継続活用
      • 緊急的な火力の出力向上運転などによる供給力の増
      • 他社からの応援融通の受電
    • 節電にご協力いただくための取組み
      • 需要抑制を目的とした冬季計画調整契約を実施
      • ホームページやフェイスブック等を通じた節電方法などのお知らせ

節電へのご協力のお願い

  • 国は、「電力需給検証小委員会」での審議結果を踏まえ、10月31日(金曜日)開催の「電力需給に関する検討会合」において、下記の期間・時間帯に数値目標を設けない節電協力要請を行うことを決定しました。
  • お客さまには、ご不便とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんが、生活・健康や生産・経済活動に支障のない範囲で可能な限り、節電にご協力をお願いいたします。
●節電にご協力いただきたい期間・時間帯
  • 平成26年12月1日(月曜日)~平成27年3月31日(火曜日)の平日 8時~21時
    (年末年始12月29日(月曜日)~1月2日(金曜日)を除く)
  • 冬季は、暖房の使用量が多くなる午前(8~11時頃)と照明や家庭用需要の多くなる夕方(17~20時頃)に電力需要のピークが発生しますので、この時間帯には重点的な節電へのご協力をお願いします。
  • 当社ホームページの「Q-SIDE」では、冬の身近なポイントをクイズなどで楽しくご紹介しています。
    また、冬の節電CMも掲載していますので、ぜひご覧下さい。
Q-SIDE

電気の省エネ手法のご紹介

ご家庭向け   法人・事業者さま向け電気の省エネ手法のご紹介

需給ひっ迫予想時のより一層の節電のお願い

  • 発電所のトラブルなどの不測の事態によって、需給ひっ迫(予備率3%未満)が予想される場合には、所轄官庁や自治体と連携をとりながら、報道機関やホームページ等を通じたお願いに加え、「緊急時の節電ご協力お願いメール」等による緊急節電のお願いを行います。
  • その際、空調の停止や照明の消灯など、より一層の節電にご協力をお願いします。
緊急節電をお願いするタイミング
  • 前週木曜日の夕方
    翌週(月曜日から金曜日)のうち、需給ひっ迫が予想される日をお知らせし、より一層の節電の準備をお願いします。
  • 前日の夕方
    翌日の需給ひっ迫の可能性が高まったことをお知らせし、翌日に備えた、より一層の節電の準備をお願いします。
  • 当日の朝
    需給ひっ迫がほぼ確実になったことをお知らせし、当該時間帯におけるより一層の節電の実施をお願いします。

※需給ひっ迫時(供給予備率3%未満)において、必要条件を満たした場合には、非常用発電機のご活用が可能です。
ご活用にあたっては、九州産業保安監督部への事前届出が必要となります。
なお、九州産業保安監督部への届出様式や要件などの詳細については、九州産業保安監督部ホームページ(別ウィンドウ)をご覧ください。

緊急時の節電お願いメール登録

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