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地域冷暖房とは
空気を汚さず資源を守る,
ビル空調の理想的なシステムです。
地域冷暖房とは,ある一定地域全体で1カ所または数カ所の熱供給ブランドを保有し,冷水や温水などの熱を周辺の建物に供給するシステムです。高い経済性と環境への影響の少なさから,都市部やリゾート地で積極的な導入が図られます。
■地域冷暖房にはたくさんのメリットがあります。
従来,ビルなどの大型建築物の冷暖房は,ひとつひとつのビルが個別に機器を保有して行うものでした。しかし,都心部やリゾート地など,ある一定のエリアに建物を集積させた地域では,ビル単位ではなく地域単位での冷暖房システムの方が,経済面や環境面ではるかに多くのメリットをもたらします。また,一般のお客さまに冷水・温水を供給し,21GJ/h(5Gcal/h)以上の熱発生能力を持つ設備による地域冷暖房は,電気・ガスと同様に公共事業として「熱供給事業法」の適用を受けます。供給地域内での事業独占権が与えられるとともに,お客さまへの安定供給が義務づけられるのです。
従来の冷暖房
各ビルごとに冷凍機,ボイラーなどが設置され,個別に冷房や暖房および給湯を行います。従って,熱源設備の設置費用や機械室のスペース確保およびシステムの管理など,各ビルごとに多大なコストがかかります。
■従来の冷暖房システム
各ビルで熱源設備を持つため,空調設備やスペース確保のコストがかかります。
地域冷暖房
地域内に設けたセンタープラントから冷水温水が各ビルに送られ,それを直接または間接に利用して冷暖房,給湯が行われます。大型機器の集中化により高効率運転が可能となり,建物ごとに熱源を持つより小さな設備やコストですみます。さらに,燃焼を伴わない,電気による冷暖房システムなので,火災,爆発等の心配が無く大気汚染も防ぎます。
■地域冷暖房システム
センタープラント方式のため,各ビルに有効利用スペースが生まれます。