下川端
再開発に照準を合わせたシステム導入で,さらなる都市の活性化を実現。
下川端

下川端開発の空撮写真

古く太閤の町割以来,伝統ある商業の街として歩み続けてきた下川端地区。下川端再開発計画は専門店,ホテル,美術館,劇場など多彩な施設を整備し,この街に住時の活気と新しい息吹を呼び起こそうというものです。当地区でも約3haにおよぶエリアで,クリーンかつ経済的な地域ぐるみの熱供給が開始されており,蓄熱槽を有効活用するヒートポンプ,ボイラ,冷凍設備等の熱源設備を設けています。また未使用エネルギーである中水保有熱を水熱源ヒートポンプで有効に回収することにより,省エネにも寄与。ばい煙を発生しない電気による機器の使用により,都市ガスによる個別空調方式に比べてCO2の大幅な削減を実現しています。
■システムフロー (冬期昼間運転時)

システムフロー図
■施設概要
供給区域面積 約3.0ha
供給先延床面積 143.500m2
供給条件 温度 冷水7C 温水48C 蒸気170C
供給圧力(冷温水) 0.76~0.87MPa

■プラント主要機器(熱源センター)
  単位 能力および台数



中水熱源ヒートポンプ(レシプロ式) 冷却 kW
加熱 kW
141 ×1台
186
空気熱源ヒートポンプ
(ターボ式,ヒーティングタワー付)
冷却 kW
加熱 kW
2,110 ×1台
1,395
電動ターボ冷凍機 冷却 kW  2,637×2台
二重効用形蒸気吸収冷凍機 冷却 kW  3,516×1台
炉筒煙管式蒸気ボイラ(都市ガス) t/h
毎時換算 6×2台
蒸発量
氷蓄熱槽 m3 625
水蓄熱槽(季節切替型) m3 2,875

■プラント主要機器(サブセンター)
  単位 能力および台数
熱源機器 電動ターボ冷凍機 冷却 kW  774×1台
氷蓄熱槽 m3 480

供給開始時期 1999年1月
熱供給事業者 株式会社福岡エネルギーサービス

■未利用エネルギー:中水
■省エネ効果(計画ベース)
未利用エネルギー変電所排熱省エネ効果図
備考
ホテル・劇場の給湯用として蒸気の供給が必要であることからガス焚き蒸気ボイラを採用するとともに,高効率の空気熱源ヒートポンプ,電動ターボ冷凍機及びピーク時対応として蒸気吸収式冷凍機を採用。従来式と比べて22%の省エネができます。

■環境保全効果(計画ベース)
未利用エネルギー環境保全効果図

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