腐食・防食コンサルティング
受託内容
- 腐食環境評価
燃料や燃焼ガス、燃焼灰の成分分析などから腐食環境を調査し、錆の結晶形分析や使用材料仕様などをもとに腐食要因を想定します。 - 防食方法提案
想定した腐食要因に対する対策として、コスト、寿命、施工性などを考慮した防食方法を提案します。 - 防食経年管理
お客さまに選定していただいた防食方法の施工後の防食状況の経年管理も実施します。
セールスポイント
- 当社発電設備の診断等を通じた豊富なデータや経験を有しているため、適確な評価が可能です。
- 発電機器等の防食、腐食状況評価手法の研究に取り組んでおり、最新の情報を基にしたアドバイスが可能です。
- 評価に必要な分析機器を保有しています。
- 高い防食性が求められる場合に適用できるセラミック溶射装置を開発済です。
実施例
- 発電機器のガス側の腐食の原因調査及び評価、対策の提案
(例:ボイラー内部の高温部から排ガス系統等の低温部まで) - 発電機器の水側の腐食の原因調査及び評価、対策の提案
(例:発電所給水処理、用水処理) - 発電機器の冷却海水側の腐食の原因調査及び評価、対策の提案
(例:復水器冷却管の冷却海水側の水処理対策) - 社内向けの腐食防食に関する技術評価やコンサルティング事例が多数有ります。
(発電所各種機器、送電鉄塔等の社内評価依頼 100件以上/年)
使用機器
- X線マイクロアナライザー(EPMA、固体表面/断面の元素分布%と観察)
- 走査型電子顕微鏡(SEM、固体表面観察、微小部の凹凸等の形状)
- 高周波誘導結合プラズマ発光分析装置(ICP、溶液中の金属成分分析、ppbオーダー)
- ラマン分光分析装置(化合物、結晶形の同定)
- フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR、有機物の同定や分子構造の解析)など