情報発信/コミュニケーション <2016(平成28)年度>
主なご意見・ご要望
情報発信
- 情報を正確に伝えることは重要だが、それだけでは中々お客さまには伝わらない。中長期的なビジョン等、九電の思いを分かりやすく語ることや、お客さまが楽しさを感じ、共感できる情報を継続して発信していくことが重要。
- 九電は沢山の情報発信をおこなっているが、聞く側に準備ができていなかったり、求めていない情報であったりといったミスマッチが起きているのではないか。
- 専門的な言葉が並ぶ資料ではお客さまには何も伝わらない。一般の人が分かる平易な言葉を使い、ストーリーで伝えることが大事である。
- ホームページや携帯メールサービスなど、高齢者のことを考え操作性を改善してほしい。また、検針票の裏面に消費者の意識を誘導する工夫も必要。
- 災害時は、電力の安定供給が人の力で成り立っている事をきちんと伝えることで、お客さまの理解が進むのではないか。
- 災害時は、電気だけでなく、ガスや水道など、インフラの総合的な情報が必要。九電が自治体等と連携し、横串を刺すような役割を果たしてほしい。
- 地域の魅力・活動をマスメディアで発信していくという活動(提供番組)は、ぜひ継続してほしい。
コミュニケーション
- お客さまとのコミュニケーション活動は、一度きりで伝わるものではなく、色々と試行錯誤し継続することでお客さまへ浸透していくのではないか。
- 九州電力には、より地域に密着し、もっと積極的に老人会・婦人会の方々にもエネルギーや原子力について話をしてもらいたい。
- 震災以降、コミュニケーションを控えてきたことが、お客さまと九州電力との距離を感じる要因となったのではないか。
- 九電が出前授業、出前講座を実施していることはあまり知られていない。
取組みの方向性
- 当社は、事業活動の透明性を高め、お客さまや地域社会のご理解と信頼をいただけるよう、経営情報を始め、発電所でのトラブル、原子力発電所の安全対策、企業情報等、事業活動全般について、記者発表やホームページ、フェイスブック、パンフレット等、様々な媒体を通して、積極的に情報発信しています。
- 情報発信に当たっては、お客さまにご理解いただけるよう、専門用語を極力使用せず、分かりやすく、迅速・的確な発信を心掛けるとともに、あらゆる機会を通じて、お客さまの情報ニーズの把握に努めてまいります。
- また、当社の事業活動についての情報をお伝えするとともに、お客さまにいただいたご意見・ご要望を事業運営に反映させるために、対話の会を始め、訪問活動や見学会、出前講座など、様々な機会を捉えたフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーション活動に取り組んでまいります。