大霧発電所
発電所の紹介
大霧発電所のある霧島市牧園町と湧水町は、鹿児島の北部にあり、宮崎県との県境に接しています。
発電所は、北に栗野岳、東に韓国岳、東南東に大浪池を望む標高700~900メートルの丘陵地にあり、付近にはスギ・ヒノキの植林や、牧草地がみられます。
この地方には霧島温泉郷といわれる多くの温泉があり、約130の源泉が、浴用、給湯用、飲用等に利用されています。
展望絶景の栗野岳をはじめ、春の新緑、初夏のミヤマキリシマ、秋の紅葉、冬の樹氷で有名な霧島、天孫降臨の神話が息づく高千穂峰など観光地も多く、四季折々の自然美が楽しめます。
大霧発電所は事業用として、九州では、大岳発電所、八丁原発電所、山川発電所についで4番目、全国では10番目の地熱発電所です。発電部門を九州電力株式会社、蒸気部門を日鉄鉱業株式会社が担当し、共同で運営しています。
発電所の運転状況の監視は、約60キロメートル離れた川内発電所からおこなっています。
発電所の概要
大霧発電所 | |
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運転開始年 | 1996年3月 |
出力 | 30,000kW |
見学申込先
〒899-6601 鹿児島県霧島市牧園町万膳字銀湯1468番45