2010九州電力 環境アクションレポート
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18【 HFC排出量 】※:HFCガス重量をHFCの温暖化係数(140~11,700)を用いて、CO2の重量に換算。※:N2Oガス重量をN2Oの温暖化係数(310)を用いて、CO2の重量に換算。単位:万トン-CO2※単位:万トン-CO2※4.24.24.21.51.51.54.14.14.14.34.34.30.120.170.11(年)000.01単位:万トン-CO2'09'07'08'01'91(年度)(年度)71.971.971.978.078.078.094.794.794.797.396.496.496.40.0(25)0.0(0)'09(年度)'957.72.9'000.8'9013.816.7'070.0(26)'080.0(21)0.0(0)0.0(0)0.0(4)単位:トン充填量排出量【 特定フロンの充填量と排出量 】(注1)森林調査に基づく実測値から日本国温室効果ガスインベントリ算定方法に基づき算定。(注2)'01年度までのCO2吸収固定量には樹齢15年以下の若木分は含まない。木材として利用した木々のCO2固定量0.9万トン新たなCO2吸収固定量1.1万トン(注1)( )内はkg表示。(注2)自然漏洩は、点検や代替フロンへの変更などで把握した年度に計上。【 火力発電所でのN2O排出量 】【 社有林によるCO2吸収固定量 】4.64.64.696.296.296.2【 SF6排出量 】※:SF6ガス重量をSF6の温暖化係数(23,900)を用いて、CO2の重量に換算。※:SF6ガス重量をSF6の温暖化係数(23,900)を用いて、CO2の重量に換算。単位:トン(カッコ内は、CO2換算量※)取扱いガス量回収ガス量回収率99%点検時12.06(29万トン)11.97(29万トン)99%撤去時6.85(16万トン)6.80(16万トン)4.24.03.9(年)17.017.017.05.9単位:万トン-CO2※【 SF6ガスの回収実績(2009年) 】'09'07'08'90'00'07'08'09'95'00'07'08'09'95'00用語集の解説をご覧ください・ステークホルダー・温室効果ガス・CH4(メタン)・N2O(一酸化二窒素)・温暖化係数・HFC(ハイドロフルオロカーボン)・SF6(六フッ化硫黄)・PFC(パーフルオロカーボン)・社有林・吸収固定・温室効果ガスインベントリ・オゾン層・フロン・規制対象フロン・特定フロンステークホルダーのご意見2000年度以降、特定フロンの排出が継続してゼロなので安心した。引き続きフロン回収を徹底してほしい。 (学生)(6) CO2以外の温室効果ガス排出抑制 温室効果ガスの排出は、発電時に発生するCO2が99%以上を占めますが、その他事業活動に伴って発生するCH4、N2Oなどの温室効果ガスについても排出抑制に努めています。a メタン(CH4) 火力発電所での燃料の燃焼に伴い排出されるCH4は、排ガス中の濃度が大気中の濃度以下であるため、実質的な排出はありません。b 一酸化二窒素(N2O) 火力発電所での燃料の燃焼に伴い発生するN2Oは、発電所の利用率に伴い発生量が変動しますが、高効率運用などによる火力総合熱効率の向上等に取り組むことにより、排出抑制に努めています。c ハイドロフルオロカーボン(HFC) 空調機器の冷媒等に使用されているHFCは、機器の設置・修理時の漏洩防止・回収・再利用を徹底しており、年ごとの点検・撤去日数による変動はあるものの排出量はごくわずかです。d 六フッ化硫黄(SF6) SF6は絶縁性に優れているため電力機器の一部に使用していますが、機器の点検・撤去にあたっては、真空型回収装置の使用徹底によりSF6ガスを極力大気中に排出しないように努めています。e パーフルオロカーボン(PFC) PFCは一部の変圧器で冷媒及び絶縁体として使用されている例がありますが、当社での使用はありません。(7) 社有林によるCO2吸収 社有林4,448ha(ヘクタール)により、2009年度は1.1万トンのCO2を新たに吸収固定しました。 木材として利用するために伐採された木々が固定しているCO2量0.9万トンを差し引いても、社有林全体では96.4万トンのCO2を固定しています。 2 オゾン層の保護 オゾン層の破壊につながるフロン類(規制対象フロン)を使用しているエアコン・冷凍空調機器、冷蔵・冷凍機器等については、その点検・撤去時のフロン回収を徹底するとともに、機器取替えや新設時には、規制対象フロン未使用機器への順次切替えや導入を進めています。 なお、特にオゾン層を破壊する力の強い特定フロンの排出量は、自然漏洩を除いて2000年度以降ゼロとなっています。
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