2010九州電力 環境アクションレポート
24/60
21【 大気汚染対策の概要 】出典:環境とエネルギー2009~2010(電気事業連合会)単位:g/kWh単位:g/kWhSOxアメリカ('05)イギリス('05)カナダ('05)日本('07)イタリア('05)九州電力('09)ドイツ('05)フランス('05)0.20.23.23.11.41.41.63.41.23.30.80.70.60.80.200.19(年度)'90'00'08'09'070.440.230.200.230.190.840.310.200.290.20NOxNOxSOx●硫黄分の少ない重原油の使用●硫黄分を含まない液化天然ガス(LNG)の使用●排ガス中からSOxを除去する排煙脱硫装置の設置●ボイラー内部でSOxを除去する炉内脱硫方式の採用●ボイラー等の燃焼方法の改善 二段燃焼方式の採用 排ガス混合燃焼方式の採用 低NOxバーナー・燃焼器の採用●排ガス中からNOxを除去する排煙脱硝装置の設置●ばいじんを発生しないLNGの使用●排ガス中からばいじんを除去する高性能集じん装置の設置硫黄酸化物(SOx)の低減対策窒素酸化物(NOx)の低減対策ばいじんの低減対策【 世界各国の火力発電電力量あたりのSOx・NOx排出量 】【 火力発電電力量あたりのSOx・NOx排出量 】目標値SOx、NOxともに0.2程度 うしお だ なお き苓れい北ほく発電所 技術グループ 潮田 直城私の環境アクション環境に配慮した発電所運営を行っています。 苓北発電所では、法令、条例のほかに環境保全協定に基づいて、ばいじん、SOx・NOx等の排出を管理し、地域の方々の健康や快適な生活環境、自然環境の保全に万全を期しています。また、発電所から発生するばいじん、大気汚染物質等の影響がないかを確認するため、発電所の運転開始時から環境モニタリング調査の一環として、地域の農作物や土壌中の重金属分析等を行っています。 昨今、越境汚染の影響等により、九州においても光化学オキシダント濃度が上昇する状況が多くなり、光化学スモッグ注意報が発令されています。このような現象に対しても、注意報発令時には、NOx排出量の更なる削減を行うなど、環境に配慮した積極的な対応を行っています。 今後も環境汚染物質の管理や監視により、地域環境に万全の配慮を行い、発電所を運営していきます。大気汚染物質の監視用語集の解説をご覧ください・大気汚染・水質汚濁・環境保全協定・SOx(硫黄酸化物)・LNG(液化天然ガス)・排煙脱硫装置・炉内脱硫・NOx(窒素酸化物)・二段燃焼方式・排ガス混合燃焼方式・低NOxバーナー・排煙脱硝装置・ばいじん・集じん装置・富栄養化・赤潮・選択取水・土壌汚染・環境モニタリング・越境汚染・光化学オキシダント・光化学スモッグ1 大気汚染・水質汚濁・騒音などの防止 発電所などの設備運用にあたっては、法令はもとより、関係自治体と環境保全協定を締結し、これを遵守しています。(1)大気汚染対策 火力発電所から排出される硫黄酸化物(SOx)等の排出を低減するため、様々な対策を行っています。 2009年度の火力発電電力量あたりのSOx・NOx排出量は、設備の適正運用等に努めた結果、SOx・NOxともに国際的にも極めて低い水準を維持しています。(2)水質保全対策 すべての火力・原子力発電所では、機器排水を排水処理装置で適正に処理するとともに、冷却水として使用する海水は、海域への影響を低減するため、周辺海域の特性に応じた取放水方式を採用しています。 水力発電所のダム貯水池では、定期的な水質調査、富栄養化対策や赤潮処理、濁水発生時の選択取水、周辺の荒廃山林の整備事業への協力など、水質保全に努めています。(3)騒音・振動防止対策 低騒音・低振動型設備の採用や消音器・防音壁の設置、機器の屋内への設置などの対策を行っています。また、建設工事にあたっても、低騒音・低振動型の建設機械を選定するなどの対策を行っています。(4)土壌汚染対策 有害物質の土壌への排出、漏洩がないように努めるとともに、社有地の売却、用地の購入等にあたっては、自主的に土壌汚染調査を実施しています。 既存の社有地についても、予防的措置として、自治体の公表資料を基に汚染の可能性のある社有地周辺の地下水汚染状況を調査し、当社に起因した汚染がないことを確認しています。3地域環境の保全土壌調査要領について
元のページ