2010九州電力 環境アクションレポート
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23[無電柱化前][無電柱化後]鹿児島県内の地中化路線(2009年度整備)吹付け石綿建材建物の耐火ボード、床材等に使用。防音材変圧器防音材(変電設備・水力発電設備)石綿セメント管地中線用の管路材料(送電設備・配電設備)保温材発電設備(火力設備・原子力設備)シール材ジョイントシート発電設備(火力設備・原子力設備)緩衝材けんすいがい し懸垂碍子(送電設備)増粘剤架空線用の電線(送電設備)対 象使用箇所現状(使用状況等)設備機器室、変圧器室等の防音材、断熱材、耐火材として一部の壁面や天井に使用。・すべての使用箇所について飛散防止対策済。・2006年8月以前に使用された建材の一部に含まれていると推定。それ以降は石綿含有製品は不使用。・77台・こう長:約180km・石綿含有製品残数:約3万m3・石綿含有製品残数:(火 力)約36万個(原子力)約16万個・懸垂碍子:約147万個 (碍子内部において、緩衝材として石綿含有製品を使用。碍子表面の磁器部分には不使用。)・電線防食剤:こう長約98km・油性材料(防食グリース)と一体化しており、通常状態において飛散性はないため、修繕工事等の機会に合わせて順次、非石綿製品へ取替え中。・成形品であり、加えて碍子内部に封入されており、通常状態において飛散性はないため、修繕工事等の機会に合わせて順次、非石綿製品へ取替え中。・成形品であり、通常状態において飛散性はないため、修繕工事等の機会に合わせて順次、非石綿製品へ取替え中。【 建物及び設備における主な石綿使用状況(2010年3月末現在) 】石綿含有製品備考(対応状況他)・定期点検が必要な対策済の建物については、毎年状態を確認。・2008年6月のJIS改正で新たに確認が必要となった石綿の使用はないことを確認済。用語集の解説をご覧ください・石綿(アスベスト)・JIS・懸垂碍子・架空線・防食グリース・無電柱化・無電柱化推進計画c 石綿(アスベスト) 当社の建物及び設備の一部には、飛散性があるとされる「吹付け石綿」と、通常状態において飛散性がない「石綿含有製品」を使用しています。 吹付け石綿は、関係法令にのっとり適切に対策工事を実施し、すべての使用箇所で飛散防止対策を完了しています。 2008年6月のJIS改正で新たに確認が必要となった石綿については、2009年度末に調査を完了し、当社での使用はないことを確認しています。 石綿含有製品については、定期検査や修繕工事等の機会に合わせて順次、非石綿製品への取替えを進めています。 また、建物・設備を解体する際には、法令等に基づき飛散防止措置を徹底の上、適切に解体・搬出・処理を行うことにしています。3 周辺環境との調和 設備形成にあたって、周辺の自然環境や都市景観に配慮するとともに、緑地の形成など環境施策の展開に取り組んでいます。・ 無電柱化の推進 無電柱化については、都市景観への配慮や安全で快適な通行空間の確保等を踏まえ、国の「無電柱化推進計画」等に基づき、1986年度から道路管理者及び地元関係者と密接に協力し、計画的に進めています。 これまでの取組みにより、当社管内では、市街地の幹線道路及び主要な非幹線道路を中心に、約697km(2010年3月末現在)を無電柱化しています。(注)火力設備には内燃力発電設備を含む。詳細は九州電力ホームページ 原子力・環境・エネルギー 〉 環境への取組み 〉 具体的な取組み 〉石綿に関する使用状況等について
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