玄海原子力発電所4号機(加圧水型軽水炉,定格電気出力118万キロワット)は,平成18年8月26日から第7回定期検査を実施しています。
11月3日に原子炉を起動して11月5日に発電を再開し,調整運転(定格熱出力一定運転中)を実施していたところ,11月11日に加圧器逃がし弁Aの出口温度が上昇傾向にあることを確認しました。
当該弁の上流側にある加圧器逃がし弁A元弁を閉止し確認した結果,温度が低下したことから,加圧器逃がし弁Aからわずかな漏れが生じているものと考えられるため,本日,負荷降下を開始し,原子炉を停止して点検を行うこととしました。
なお,本事象による環境への放射能の影響はありません。
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