プレスリリース

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プレスリリース
平成18年12月26日
九州電力株式会社

玄海原子力発電所2号機漏えい燃料集合体の調査結果について


 玄海原子力発電所2号機(加圧水型軽水炉,定格電気出力55.9万キロワット)は,第20回定期検査開始前の通常運転中に,1次冷却材中のよう素濃度に増加傾向が認められていたことから,定期検査において,燃料集合体全数(121体)について調査を実施した結果,燃料集合体1体に漏えいが認められました。
 また,当該燃料集合体については,超音波及びファイバースコープによる調査を実施することとしました。

(平成18年12月12日 お知らせ済み)


 漏えいが認められた燃料集合体について,超音波による調査を実施した結果,燃料棒1本に漏えいが認められました。
 また,漏えいが認められた燃料棒について,ファイバースコープによる調査を実施した結果,異物の混入,損傷及び著しい腐食などの異常は認められませんでした。
 今回の1次冷却材中のよう素濃度の上昇は,燃料棒に偶発的に発生したピンホールからの微少な漏えいが原因であると推定されます。
 なお,漏えいが確認された燃料集合体は,使用済燃料として扱い,再使用しないこととします。 


以上

添付ファイル PDFファイル 玄海原子力発電所2号機 漏えい燃料集合体の概要 (143KB)