1 気象の特徴
九州地方の梅雨明けは平年より遅く,梅雨前線の活動は7月後半を中心に活発であり,降水量は平年より多くなりました。(梅雨明け平年差:九州北部で8日遅い,九州南部で12日遅い)
梅雨明け以降は,太平洋高気圧の勢力が強くかつ持続したため,九州各地で真夏日となりました。
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7月 |
8月 |
上旬 |
中旬 |
下旬 |
月間 |
上旬 |
中旬 |
下旬 |
月間 |
今夏 |
29.7 |
32.6 |
31.3 |
31.2 |
34.4 |
33.2 |
32.3 |
33.2 |
平年差 |
0.3 |
1.6 |
0.6 |
0.4 |
2.4 |
1.4 |
1.0 |
1.5 |
前年差 |
0.4 |
0.9 |
1.4 |
0.1 |
1.0 |
0.1 |
1.6 |
0.8 |
平成13年度※差 |
1.5 |
1.5 |
2.8 |
1.0 |
0.2 |
0.0 |
1.2 |
0.4 |
※平成13年度は最大3日平均電力,時間最大電力の過去最大発生年度。
2 需給実績
最大3日平均電力(日々の最大電力のうち,月の上位3日の平均値)は,1,737万kWとなり,過去最大記録を更新しました。また,日電力量(1日の発受電電力量)も,3億3千7百万kWhとなり,過去最大記録を更新しました。
過去最大記録を更新した主な要因としましては,梅雨明け以降の平年を上回る気温が続いたことによる冷房需要の増に加え,景気回復に伴う設備投資や生産の増,および原油価格高騰に伴う自家発戻り需要増等の影響と考えております。
最大電力バランス(発電端)
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最大3日平均 (8月8日,8月9日,8月10日) |
電力需要(万kW) |
1,737 |
供給力(万kW) |
1,881 |
供給予備力(万kW) |
144 |
供給予備率(%) |
8.3 |
※最高気温は県庁所在地7都市の平均を示す。 |
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