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2013年度 第2回「2012年7月九州北部豪雨災害」の被災地における復旧ボランティア活動

2013年10月26日

 2012年7月に発生した九州北部豪雨から1年以上が経過し、被災地では復旧作業が進められていますが、地域によっては完全復旧にまだ時間を要する状況にあります。
 当社では、こうした状況を踏まえ、2012年度及び2013年9月に引き続き、災害復旧のボランティア活動を実施しましたので、ご報告します。

 九州電力及び九州電力グループ社員29名は、10月26日(土曜日)に福岡県八女市黒木町笠原地区において、九州北部豪雨災害復旧ボランティア活動を実施しました。
 9月7日(土曜日)に実施した1回目のボランティア活動に引き続き、今回のボランティアも、九州北部豪雨災害からの復旧に取り組む地元ボランティア団体「山村塾」との協働で実施しました。
 台風の接近に伴い実施が危ぶまれましたが、当日は天候も持ち直し、予定通りボランティア活動を実施することができました。
 当日、参加者は、棚田に石が多数残っているとトラクター等の機械が使えず、また、山から流入した赤土は耕作に適さないことから石や赤土の除去を行うとともに、棚田の水はけを良くするための畦や水路の復旧など、それぞれの作業に汗を流しました。
 参加者からは「活動が直接地域に役立つことを実感できるため、やりがいがある」、山村塾からは「石や泥などをきれいに撤去していただきありがたい。来年から田んぼに戻せるかもしれない」との感謝の言葉をいただきました。
 なお、1回目に実施した棚田の荒廃を防ぐための維持管理作業(ソバの種まき)から約50日が経過し、順調に成長したソバが多くの花をつけていました。11月末にソバの実の収穫が予定されており、収穫したソバは現地を訪れるボランティアの方々へ振る舞われることとなっています。

 九州電力グループでは、来年2月にも本活動を実施予定であり、引き続き地域・社会共生活動に積極的に取り組んでまいります。

棚田に流入した石の除去作業
棚田に流入した石の除去作業

棚田に流入した赤土の除去作業
棚田に流入した赤土の除去作業

棚田の畦及び水路の復旧作業(1)
棚田の畦及び水路の復旧作業(1)

棚田の畦及び水路の復旧作業(2)
棚田の畦及び水路の復旧作業(2)

参加者集合写真
参加者集合写真

前回(9月7日)実施したソバの種まきをおこなった場所の現在の様子
前回(9月7日)実施したソバの種まきをおこなった場所の現在の様子