事業概要

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風力発電

風力発電

風力発電の概要

風力発電のしくみ

風のエネルギーで発電機につながれた風車を回す発電方法です。風向きにあわせてプロペラの向きを変え、風の強さが変わっても一定の速さで発電機が回るしくみになっています。

風力発電装置を動かしてみよう

風を電気に変えるプロペラが、風力や風向きに合わせて、むだなく風を受けられるように、向きを変えています。
矢印で風を動かして、プロペラの動きを見てみよう!

風力発電装置概要図

イラスト:風力発電装置概要図

制御システム

イラスト:制御システム

  1. 3.5〜14.4メートル/秒
    風速14.4メートルまではプロペラの角度を一定に保ち、風速が強くなるとともに出力が増加します。
  2. 14.4〜24メートル/秒
    風速が14.4メートルを上回ると、発電機の出力を一定に保つようプロペラの角度を調整し、出力は300キロワットに保つよう運転します。
  3. 24メートル/秒以上
    プロペラの角度を変えて風を受け流し、発電を停止します。

イラスト:制御システム

効果的に風を受けるためプロペラの向きをかえます。

風力発電のメリットとは・・・
  • 発電時にCO2を排出しないクリーンなエネルギー。
  • 無限の国産エネルギーであり、枯渇する心配がない。
  • 新エネルギーの中では比較的、発電コストが低い。
風力発電のデメリットとは・・・
  • 風向きや風速は季節や気候に左右されやすく、発電出力のコントロールが難しい。
  • 大量に導入するには、天候による発電量の変動を抑えるため、蓄電池の設置等の対策が必要となる。
  • エネルギー密度が低く、火力・原子力と同じ電力量を得ようとすると広大な面積が必要。
  • 風車が回転する時に騒音が発生する。

風力発電の風速による変動状況

グラフ:風力発電の風速による変動状況