発電所などの設備の運転・運用にあたっては,立地地点の周辺環境に配慮し,大気,水質,騒音などの適正な環境保全に積極的に取り組んでいます。
【大気保全対策】
火力発電所から排出されるばい煙の対策については,世界最高水準の技術により環境負荷の低減を図っています。
1994年度の排出量原単位(火力発電電力量当たり)は,SOXが0.70g/KWh,NOXが0.34g/KWhと低い値であり,ゆるやかな減少傾向にあります。 |
- 硫黄酸化物(SOX)削減対策
- 低硫黄重原油の使用・排煙脱硫装置の設置
- 硫黄酸化物を発生しないLNGの使用推進
- 窒素酸化物(NOX)削減対策
- 燃焼方法の改善
- 二段燃焼方式の採用
- 排ガス混合燃焼方式の採用
- 低NOXバーナ・燃焼器の採用
- 排煙脱硝装置の設置
- ばいじん削減対策
- 高性能集じん装置の設置
- ばいじんを発生しないLNGの使用推進
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●世界各国のSOX,NOX排出量原単位(火力発電電力量当たり)
●九州電力のSOX,NOX排出量原単位推移(火力発電電力量当たり)
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