サステナビリティ

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4.省エネルギー


【効率的な電気エネルギー生産】

 火力発電所の熱効率向上および送配電損失の低減は,省エネルギーの大きな柱です。発電用の燃料使用量が削減でき,CO2,SOX,NOXなどの排出抑制につながります。特に全国のCO2排出量のおよそ3分の1は,火力発電所によるものであり,その熱効率の向上は,CO2排出抑制に貢献します。
 九州電力は,蒸気条件の改善,LNGコンバインドサイクル発電の採用などにより火力発電所の熱効率を向上させるとともに,送配電線の高電圧化,低損失変圧器などの導入により送配電損失の低減を図っています。

●九州電力の火力発電所熱効率推移(発電端)

九州電力の火力発電所熱効率推移グラフ

●九州電力の送配電損失率推移
九州電力の送配電損失率推移グラフ
1%の熱効率向上および送配電損失率低減は,いずれも年間の燃料使用量を約17万kl(重油換算)削減することに相当します。