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地層処分に関するシンポジウム(大分)の開催について

平成28年5月6日
九州電力株式会社
地層処分に関するシンポジウム(大分)の開催について

 原子力発電で使用した燃料を再処理した後には、放射能レベルの高い廃棄物が生じます。この処分については将来世代に先送りせず、私たちの世代で解決していくべき課題です。
 この課題解決に向け、昨年5月には「最終処分に関する基本方針」が改定され、国が科学的により適正の高い地域(科学的有望地)を提示することとし、現在、専門家による検討が進められていますが、国は、その処分の実現に至る長い道のりの最初の一歩として、本年中に「科学的有望地」を提示することを目指しています。
 経済産業省・資源エネルギー庁と、処分事業を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)では、この課題を全国の皆さまと一緒に考えていくため、昨年に引き続き、下記のとおり「地層処分に関するシンポジウム」を開催されることとなりましたので、お知らせいたします。

開催日時 平成28年5月28日(土曜日) 14時30分~17時
開催場所 大分県消費生活・男女共同参画プラザ「アイネス」
(大分市東春日町1番1号 Ns大分ビル1階)
(注)今般の地震の影響等を踏まえて、予定を変更される可能性があります。
定員 200名(先着)
主催 経済産業省・資源エネルギー庁、原子力発電環境整備機構(NUMO)
後援 電気事業連合会、九州電力株式会社 ほか
主な内容
  • パネルディスカッション
     科学的有望地の提示など地層処分をテーマとしたパネルディスカッション
  • 質疑応答
     会場の皆さまとの質疑応答
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以上

〈参考〉「高レベル放射性廃棄物」と「地層処分」
日本では原子力発電で使い終えた燃料を再処理して、ウランやプルトニウムを取り出し、再び燃料として使うことにしています。この過程で発生する再利用できない放射能レベルの高い廃液を、融けたガラスと混ぜ合わせて固めたものが「高レベル放射性廃棄物」です。
この廃棄物の放射能が十分低くなるまでには長期間を要します。そこで処分には、人々の生活環境から長期間にわたり隔離するために、地下深くの安定した地層の中に埋設する(地層処分)こととしています。