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壱岐における再生可能エネルギー出力制御量低減に向けた取組みについて

平成28年9月2日
九州電力株式会社
壱岐における再生可能エネルギー出力制御量低減に向けた取組みについて

 当社管内では、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギー(以下、再エネ)発電設備の導入が着実に進んでおります。

 これに伴い、当社供給エリアの離島(種子島、壱岐)においては、軽負荷期晴天時等に、再エネの出力制御を実施するなど、厳しい需給状況にあります。

 特に、離島においては、各島の需要規模が小さく、再エネ発電事業者さまの再エネ発電設備が1箇所で需要の1割を超過するケースがある等、1事業者さま当りの発電設備量が需要規模に占める割合が大きいことから、再エネの最適な出力制御が難しい事例が発生しています。

 今回、系統規模に対して再エネ出力制御対象となる発電所数が少なく、各発電所の出力が大きく異なる等、交替制御では最適な出力制御の実施が困難と考えられる壱岐において、発電事業者さまのご協力をいただき、大規模太陽光発電所(2,000kW 級)1箇所を2分割制御し、島内の各発電所出力を均平化することで、出力制御量を適正化し、きめ細かな出力制御の実現に向けて取組んでいくことになりましたので、お知らせします。

 なお、今後、他の離島においても類似の事例が発生した場合には、同様の取組みを行い、再エネ出力制御量の低減に努めて参りますので、再エネ発電事業者さまにおかれましては、ご理解とご協力をお願いします。

以上