川内原子力発電所3号機の特長
改良型PWRの概要
加圧水型軽水炉(以下、PWR)は、原子炉で熱せられた高温の水(1次系の水)を蒸気発生器に送り、伝熱管を介して別系統の水(2次系の水)を蒸気に変えてタービンへ送り、タービン軸に直結した発電機を回して発電する方式です。
原子力発電のしくみ(PWR)
改良型PWRは、現在運転中のPWRと同じ発電方式ですが、国、メーカー、電力会社の共同開発の成果や、国内外の運転保守経験、最新技術などを取り入れ、また大型化や改良部分については実証試験で確認し、安全性・信頼性・運転保守性などの一層の向上を図った最新鋭の原子力発電所です。
改良型PWRは、福井県にある日本原子力発電株式会社敦賀発電所3、4号機で採用されています。