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平成15年当時に実施した当社原子力発電所における褶曲構造にかかる断層の再評価結果のお知らせ

平成19年12月11日

平成15年当時に実施した当社原子力発電所における褶曲構造にかかる断層の再評価結果のお知らせ

 平成19年12月5日に開催された国の耐震・構造設計小委員会※1ワーキンググループにおいて、東京電力株式会社から「平成15年当時、海域の褶曲構造にかかる断層の再評価を行った」との報告がありましたので、これに関する玄海及び川内原子力発電所における状況について、お知らせします。


 当社は、平成15年当時に、玄海及び川内原子力発電所周辺海域において、国からの指示に基づき、文献調査や発電所建設に際して実施した海上音波探査記録をもとに、褶曲構造※2にかかる断層の再評価を実施しました。
 その結果、当社原子力発電所の耐震安全性評価に影響を与えるような、新しい地層※3にまで変形を及ぼしている褶曲構造はなく、発電所建設に際して実施した断層評価を見直す必要はないと評価しました。
 なお、今回の耐震設計審査指針の改訂を踏まえた既設原子力発電所の耐震安全性評価においても、再度、適切に評価する予定です。


※1 耐震・構造設計小委員会とは、経済産業省の審議会の一つで、構造、地質・地盤、地震・津波の3つのワーキンググループがある。
※2 褶曲構造とは、一連の地層がとぎれずに、連続的に波曲している地質構造のこと。
※3 新しい地層とは、約5万年前以降の地層のこと。(旧耐震設計審査指針)

以上