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当社原子力発電所の原子炉建屋内への雨水流入対策に係る報告について

平成28年12月26日
九州電力株式会社

当社原子力発電所の原子炉建屋内への雨水流入対策に係る報告について

 平成28年11月16日、当社は、原子力規制委員会より、北陸電力株式会社志賀原子力発電所2号機において原子炉建屋内へ雨水が流入した事象を踏まえ、重要度の特に高い安全機能を有する機器等を設置している建屋について、貫通部から建屋内部への水の浸入を防ぐ措置の現況を報告するよう指示を受けました。
 当社は、原子力規制委員会からの指示に基づき、玄海原子力発電所1~4号機について調査を行い、その結果を本日、同委員会へ報告しました。
 なお、川内原子力発電所1、2号機は、新規制基準適合性審査において確認済みのため、報告対象外となっています。

【国の指示の概要】
 玄海原子力発電所1~4号機のうち、発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針に定める重要度の特に高い安全機能を有する構築物、系統及び機器並びに当該安全機能を果たすために直接又は間接に必要とする構築物、系統及び機器を内包する建屋についての貫通部から建屋内部への水の浸入を防ぐ措置の現況について、平成28年12月26日までに報告すること。

【報告の内容】
 玄海原子力発電所1~4号機の原子炉補助建屋等について調査した結果、雨水の浸入が考えられる地表面については、地表面から水の浸入防止措置を施した高さまでに外部から内部への貫通部が存在しないこと、また、地表面以下の貫通部には水の浸入を防ぐ措置が実施されていることを確認しました。

以上