プレスリリース

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川内原子力発電所2号機第15回定期検査の状況について

平成16年12月15日
九州電力株式会社

川内原子力発電所2号機第15回定期検査の状況について


 川内原子力発電所2号機(加圧水型軽水炉,定格出力89万kW)は,11月20日から第15回定期検査を実施しています。
  蒸気発生器伝熱管(細管)の健全性確認のため,検出性を向上させたインテリジェント(マルチコイル型)渦流探傷検査装置を導入し,伝熱管全数(10,127本)について,渦流探傷検査を行った結果,426本に有意な信号指示が認められました。
  信号指示は,いずれも平成3年まで取り付けられていた旧振止め金具の位置に確認されており,過去に発生した進展性のない伝熱管外面の摩耗減肉の痕と推定されます。これは,インテリジェント渦流探傷検査装置により,検出性が向上したことから,有意な信号指示として検出されたものと推定されます。
  なお,信号指示が認められた伝熱管については,全て施栓し補修することとします。



以上

(経済産業省におけるINESによる暫定評価)
基準1 基準2 基準3 評価レベル
0- 0-

*INES:国際原子力事象評価尺度

添付ファイル PDFファイル 川内原子力発電所2号機 蒸気発生器伝熱管(細管)信号指示箇所概要図 (129KB)
PDFファイル 用語の説明 (273KB)