プレスリリース

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プレスリリース

平成19年9月18日
九州電力株式会社

川内原子力発電所1号機 Aドラム詰バッチタンク水位計フランジ部の点検結果について


 川内原子力発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力89万キロワット)は、通常運転中の9月11日に、廃棄物処理系統のAドラム詰バッチタンクの水位に低下の兆候があったことから、現場のパトロールを実施した結果、同タンク水位計付近からの漏えいを確認しました。
 当該タンクの水位計元弁を閉止したところ、漏えいは停止しましたが、点検を実施することとしました。
 なお、漏えいした水は、目皿から補助建屋サンプに回収されており、外部への漏えいはなく、環境への放射能の影響はありませんでした。

(平成19年9月11日 お知らせ済み)

 点検の結果、当該タンクの水位計フランジ部からの漏えいを確認しました。
フランジ部の分解点検を実施した結果、原因は、フランジ部が不均一に締め付けられていたことに加え、タンクの廃液の移送操作に伴う圧力変動により、フランジ面とガスケット間に徐々に隙間が生じ、漏えいに至ったものと推定されます。
 対策として、ガスケット取替時の作業要領を見直すなど締付管理の明確化等を行うとともに、当該フランジ部のガスケットを新品に取り替え、9月16日に復旧しました。また、B系統及び2号機のドラム詰バッチタンクの水位計フランジ部のガスケットについても順次取り替えることとします。

以上
添付ファイル PDFファイル 川内原子力発電所1号機 廃棄物処理系概略系統図 (96KB)