プレスリリース

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プレスリリース

平成23年2月25日
九州電力株式会社

スマートグリッド実証試験の実施について

 当社は、低炭素社会の構築に向け、原子力の推進、再生可能エネルギーの開発・導入、省エネルギーへの取組み等を積極的に進めております。
 将来、太陽光など出力が不安定な分散型再生可能エネルギーが大量に普及した場合においても、高品質・高信頼度の電力供給を維持できるよう、当社は、原子力・火力・再生可能エネルギーなど全ての電源の最適運用を行えるスマートグリッドの構築を目指しております。
 このたび、電力需給面の課題の抽出と技術的な検証を目的に、スマートグリッドの実証試験を実施することとしましたのでお知らせいたします。

実施場所
 
今回の実証試験では、実地でのデータ収集とそのデータを活用した九州全体でのシミュレーションを行う。そのため、気象条件の異なる九州北部と南部で1箇所ずつ実施することとし、低炭素社会構築への先進的取組みが行われている自治体の中から下記2地点を選定。
 
佐賀県 玄海町
鹿児島県 薩摩川内市

実施期間
  ・平成23年4月~平成27年3月

主な内容
 
電力需給の効率的運用に関して、スマートコミュニティ等の特定地域内の部分最適化と電力系統全体での最適化の協調性を検討
太陽光発電などの分散型電源が配電線に集中、拡大した場合の電力系統への影響(電圧、潮流面)の問題点把握とその対応策の検討
電力使用量の見える化などのお客さまサービス
  など

設置設備
  ・太陽光発電設備
・蓄電池
・お客さま電力使用量の表示端末
・低圧新型電子メータ

以上