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プレスリリース

中期経営方針について

平成17年3月23日
九州電力株式会社

中期経営方針について


  当社は,従来の中期経営方針(平成14~18年度)における経営目標の達成の見通しがつきつつあること,及び平成17年4月から自由化範囲の拡大や振替供給料金の廃止などにより本格的な競争がスタートするなど,経営環境が大きく変化していることなどを踏まえ,平成17年度から21年度を対象として,新たな中期経営方針を策定いたしました。
<経営姿勢>
 「お客さま」を企業活動の原点として,経営品質の向上を図り,お客さま,株主・投資家,社会,従業員の満足度を高めることにより,持続的な企業価値向上を目指す。

<時代認識>
 対象とする今後5年間を「総合エネルギー事業を中心としたグループの事業基盤を強固なものとし,新たな成長を目指す期間」と位置付ける。

<スローガン>
「基盤固め,そして成長」

<今後の事業展開の方向性>
 電気事業の経営,事業ノウハウを基盤とした総合エネルギー事業をコア事業として,積極的な展開を図る。
 情報通信事業,環境・リサイクル事業,生活サービス事業についても,有形・無形の経営資源を活用し,地域のお客さまニーズにお応えしていく。
 それぞれの事業領域において,収益性をキーワードに,効率性の向上と成長性の追求に努める。

今後の方向性を表した図

<経営目標>
・お客さまの視点
価格 市場競争力のある価格の実現
品質 高い信頼性と迅速な対応
サービ ス お客さまニーズに即したソリューションの提供
企業イメージ 「信頼と安心」のブランドの確立

・財務の視点
  目標 目標年次
連結 単体
収益性 ・
財務安定性
FCF 1,200億円 1,000億円 平成17~21年度
の5か年平均
経常利益 1,100億円 1,000億円
ROA 3% 3%
株主資本比率 30% 30% 平成21年度末
【FCFの使途】
(1)株主資本比率 30%(平成21年度末)達成のための有利子負債削減
(2) 当社の成長戦略に沿った投資・出資(5か年で600億円程度)
(3) 安定配当
効率性 業界トップクラス
成長性 新規需要創出量
(電気事業)
25億kWh
(対平成15年度)
平成21年度
グループ外売上高
(電気事業以外)
1,000億円増
(対平成15年度)
事業領域
ごとの経常利益
総合エネルギー事業(電気事業除く) 40億円 平成17~21年度
の5か年平均
情報通信事業 40億円
環境・リサイクル事業,生活サービス事業 20億円

< 主な取り組み項目 >
〔基盤固め〕
a. 業界トップクラスを目指した効率性の向上
b. 信頼される事業基盤の確立
c. 企業の社会的責任(CSR)への取り組み
d. 組織の能力向上
〔成長性の追求〕
a. お客さまニーズに基づいた事業展開
b. 従業員の意欲・能力向上

以上

添付ファイル PDFファイル 中期経営方針

(60KB)