プレスリリース

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プレスリリース

平成21年7月16日
九州電力株式会社

新大分発電所1号系列 ガスタービンリプレース工事の着工について


 当社は、新大分発電所1号系列(平成3年営業運転開始)のガスタービンリプレース工事を計画しておりましたが、本日、全6軸のうち、第4軸のリプレース工事を着工しました。
 本工事は、地球環境問題への対応およびエネルギー有効利用の観点から、ガスタービンをリプレースし、発電効率を高めることにより、CO2排出量、燃料消費量を抑制することを目的に実施するものです。
 なお、1号系列全6軸の完了により年間約20万トンのCO2排出量削減および年間約4万トンの燃料消費量削減を見込んでいます。
 今後は、他軸についても順次工事を実施し、平成24年10月に予定している1号系列全軸の工事完了に向け、電力の安定供給に配慮し、安全・防災対策はもとより環境保全に万全を期して工事を進めてまいります。


〔リプレース機の概要〕
  リプレース機 既設機
GT型式 H80(日立製) F7E(日立製)
燃焼温度 1,200℃級 1,100℃級
出力 115MW×6軸 同左
熱効率 46.3% [+3.3ポイント] 43.0% [ベース]
CO2排出削減量 年間 約20万トン ベース
燃料消費削減量 年間 約4万トン ベース
工事期間 平成21年7月~平成24年10月(予定)
(第4軸:平成21年12月運開予定)
※全軸リプレース完了後(平成25年度以降)、利用率 約60%


〔新大分発電所の概要〕
・所在地 大分県大分市大字青崎4番1
・発電方式 複合発電方式
・燃料 LNG(液化天然ガス)
・総出力 2,295MW
(1号系列:690MW 2号系列:870MW 3-1号系列:735MW)

以上

添付ファイル PDFファイル (参考)リプレース工事範囲・工事工程 (15KB)