プレスリリース

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平成28年6月9日
九州電力株式会社

新名音川発電所(鹿児島県)が、6月9日に営業運転を開始しました。

‐奄美大島での既存水力発電所の再開発‐

 当社は、鹿児島県大島郡大和村において、名音川発電所再開発の工事を平成26年9月より進めてまいりましたが、電気事業法に基づく使用前自主検査を終了し、本日、営業運転を開始しましたので、お知らせします。

 名音川発電所は、昭和31年から58年間運転を継続していましたが、主要機器等の老朽化が顕著であったため、設備の更新時期に合わせて廃止し、新たに再開発工事を実施し、最大出力を65kWから370kWへ増強しました。
 これにより、年間の発電電力量は約0.5百万kWhから約2.0百万kWhに増加することを想定しており、これは一般家庭約600世帯が1年間に使用する電力量に相当します。

 当社は、今後も地球温暖化への対応及び国産エネルギー有効活用の観点から、水力などの再生可能エネルギーの積極的な開発、導入に努めてまいります。


〔新名音川発電所の概要〕
発電所所在地 鹿児島かごしまけん大島郡おおしまぐん大和村やまとそん
水系及び河川名 名音川水系名音川
最大使用水量 0.6m3/s 〔0.138〕
有効落差 76.87m
最大出力 370kW 〔65〕
年間発電電力量 約2.0百万kWh 〔0.5〕
  (注)〔 〕内は、再開発前の数値
新名音川発電所位置図

以上