プレスリリース

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2019年6月7日
九州電力株式会社

米国バーズボローガス火力発電プロジェクトが営業運転を開始しました
-当社初となる米国発電プロジェクトが本格始動-

 2019年5月30日、当社が建設段階から参画している米国バーズボローガス火力発電プロジェクト(出力48.8万kW)が営業運転を開始しました。

 本案件は、ペンシルバニア州バーズボロー地区における、最新鋭の性能を持つ高効率ガスタービンを採用したコンバインドサイクル発電方式の発電所であり、米国における卸電力市場の一つであるPJM(注1)を通して米国北東部に電力を供給します。(2017年12月15日お知らせ済

(注1)PJM:米国最大の卸電力市場。正式名称は PJM Interconnection LLC

 当社は、海外発電事業持分出力を2030年までに500万kWへ拡大する目標を掲げており、今後も電力需要の拡大が見込まれるアジアの案件を中心に開発するとともに、欧米の案件にも積極的に取り組み、海外事業の拡大を図ります。

発電所写真

発電所写真

プロジェクト概要

項目 内容
地点 米国 ペンシルバニア州 バークス郡 バーズボロー地区
(ニューヨークから約200km)
出力 48.8万kW
発電方式 ガスタービンコンバインドサイクル方式
主機 GE製7HA.02 ガスタービン(1軸型)
燃料 / 供給 天然ガス/マーセラス・シェールガス田等からの調達
売電先等 PJM(米国最大の卸電力市場)
株主
当社 (11.1%)
双日株式会社(注1) (22.2%)
東京ガスアメリカ社 (33.3%)
Ares EIF 社(注2) (33.3%)

(注1)当社は双日株式会社の現地持株会社を通じて参画
(注2)米国の大手投資ファンドARES グループ傘下のエネルギー・発電案件等の開発事業者

当社の米国案件位置図

当社の米国案件位置図