プレスリリース

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2022年3月24日
九州電力株式会社

自家用ケーブル向け部分放電オンライン遠隔診断サービス「PDLOOK(パドルック)」を開始します
-先進のデジタル技術を駆使したスマート保安でお客さまに安心をお届けします-

 当社は、全国の特別高圧・高圧受電の事業者さまを対象に、部分放電※1オンライン遠隔診断サービス「PDLOOK(パドルック)」を本年7月から開始します。
 これは、特別高圧・高圧の事業者さまの自家用構内ケーブルを無停電で事業活動を止めることなく、その健全性を測定・診断し、保全管理に有益な異常の兆候をトレンド監視・報告する有償サービスです。

 近年、自家用構内ケーブルの高経年化が進んでおり、停電事故の未然防止や計画的な更新作業等、設備保全の重要性がより高まっています。一方で、設備保全に関わる人材の高齢化や技術・技能伝承力の低下に加え、新技術によるデジタル社会の進展など、構造的な課題や様々な環境変化への対応が求められています。
 当社はこうした課題や環境変化に対し、独自開発した診断技術(IoT・AI)を駆使したスマート保安※2を通じて、先進的なフロントランナーとしてお客さまが安心して事業運営できる社会の実現に貢献していきます。

※1 絶縁材料内部の欠損や微小な空洞、異物などに電界が集中して起こる局所的な放電現象

※2 IoT・AI等の新技術の活用により、産業保安の安全性・効率性を追求していく主体的で挑戦的な取組み(国のスマート保安官民協議会 基本方針より)

PDLOOK 見守り続けるパドルック。部分放電オンライン遠隔診断サービス(PDLOOK)の特長

 本サービスは、九電グループの未来の事業を創出するプロジェクト「KYUDEN i-PROJECT」の一環として取り組むものです。当社は今後もイノベーションの取組みを通じて、地域・社会の課題解決に貢献し、より豊かでより快適な生活をお届けしていきます。

以上