プレスリリース

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2022年6月28日
九州電力株式会社
九州電力送配電株式会社

2022年度夏季の節電にご協力をお願いします
-厳しい需給状況を踏まえ、「需給ひっ迫対策総本部」を設置-

 2022年度夏季の九州エリアの電力需給は、猛暑の場合でも、安定供給に最低限必要とされる供給予備率3%を何とか確保できる見通しではあるものの、厳しい需給状況が予想されます。

 また、全国の電力需給も非常に厳しい見通しとなるとともに、ウクライナ情勢の影響によりこれまで以上に燃料調達リスクが高まっています。

 九州電力株式会社及び九州電力送配電株式会社は、日頃から電力の安定供給に万全を期すとともに、需給ひっ迫に伴う不測の事態にも対応できるよう努めておりますが、2022年度夏季の厳しい需給状況を踏まえ、万一の場合にも2社が一丸となり迅速かつ的確に対応するため、7月1日に「需給ひっ迫対策総本部」を設置することといたしました。

 追加供給力・供給量の公募をはじめ、設備トラブルによる供給力の減少リスクに備え、適切な設備保全や燃料確保に努めるなど供給面での取り組みを引き続き進めるとともに、需要面では、ご家庭・法人のお客さまや自治体への節電のお願いに加え、節電によるデマンドレスポンスにご協力いただいたお客さまにポイントを進呈するご家庭向けデマンドレスポンスサービスを展開させていただくなど、需給両面での対策を進めてまいります。

 お客さまにおかれましては、熱中症予防などに留意しつつ、支障のない範囲で出来る限りの節電にご協力いただきますようお願い申し上げます。

2022年度夏季の九州エリアの電力需給見通し(注)

7月 8月 9月
供給予備率(%) 3.8 4.4 5.6

(注)10年に一度の猛暑を想定した需要に対する予備率(6月7日電力需給に関する検討会合資料より作成)

以上