九州電力株式会社（本社：福岡市中央区、代表取締役社長執行役員：池辺和弘）と株式会社パワーエックス（本社：東京都港区、取締役 代表執行役社長CEO：伊藤正裕）は、パワーエックスが開発を進める電気運搬船を利用した海上送電事業について、共同で検討するための覚書を締結いたしました。

　本事業は、蓄電池を搭載した運搬船を用いて、再生可能エネルギー（以下、再エネ）で発電した電気を必要な場所に運搬（海上送電）するものであり、今後更なる再エネ導入が予想される九州において発電される再エネ電気を本事業で活用することで、再エネの最大限活用および更なる導入を促進し、2050年のカーボンニュートラル実現に寄与することが期待されます。

　２社は今回の覚書締結を通じ、電気運搬船を利用した海上送電事業において、オフサイトコーポレートPPA事業や自己託送を活用した事業、九州と本州間での電力系統補完等の実現可能性に関し、共同で検討を進めてまいります。