九州電力長崎支社と長崎送配電統括センター、長崎営業センター、長崎配電事業所、長崎営業所の5事業所はこのほど、長崎電気ビル(長崎市)で「秋の感謝デー」を開催した。二宮浩一執行役員・長崎支社長ら約90人が、地域住民に日頃の感謝の気持ちを伝えるために実施した。当日は天候に恵まれなかったものの約千人が詰め掛けた。子どもたちが電気・エネルギーについて理解を深められるように工夫した発電体験コーナーは好評で、子どもたちは懸命に自転車をこいで電気をつくっていた。
「配電お仕事体験」のコーナーでは、子どもたちがヘルメットや作業着を着用。マジックハンドのような道具を使って電線に吊したお菓子を取るのを楽しんでいた。
総合制御所の見学ツアーも5回実施。90人が参加して電気を送る仕組みについて学んだ。
体験型の実験ショーを通じて電気・エネルギーに関する知識を深める「科学と電気のわくわく実験ショー」には約220人が参加した。
来場者からは「企画が多くとても楽しかった。来年も行きたい」などといった声が寄せられた。
「秋の感謝デー」は5事業所の社員12人が8月に実行委員会を立ち上げて準備を進めてきた。
(電気新聞2017年12月6日付5面)